2020.5.15
5/14緊急事態宣言期間の終了後の保育所利用について
またまた
高島市長のFACEBOOKより
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ナイトクラブやライブハウスなどを除いて、福岡県内全域で、大半の休業要請や時短要請を解除するという発表が小川福岡県知事からありました。発表を受けて、取り急ぎ、福岡市からお願いがあります。
【マスク&ライド】明日から、福岡市地下鉄に乗る際は「必ず」マスクの着用をお願いします。
マスク無しで改札を通る方には職員から声をお掛けしますが、急ですので、万が一持っていないという場合には、明日から月曜日までの朝の混雑時間帯には福岡市地下鉄からマスクをお渡しします。
火曜日以降はマスクの無い方は各駅で当面、一枚50円で購入していただきます。この50円は「ありがとう基金」に募金させていただきます。
また明日から「助け合いマスク」として「未開封」のマスクの寄付を市役所や区役所で受け付けます(未開封の使い捨てマスクをお願いします。政府配布のマスクは可)。福岡空港国際線など、海外から来た方は福岡の事情が分からないので、当面の間、地下鉄福岡空港駅などでこの「助け合いマスク」をお渡ししたいと思います。どうぞご協力をお願いします。
(ちなみに、医療や介護関係者には品質や数を揃えるために福岡市が購入したり、個人ではなく企業などから大量に寄付を受けたマスクなどを提供しています。)
休業要請や時短要請についても大半を解除するとの知事の発表があったことで、明日以降、一気に出勤者が多くなることが予想されます。
時差通勤をお願いしているとはいえ、通勤通学や帰宅の時間帯などは、地下鉄ではどうしても3密を避けにくい状況になります。
飛沫を飛ばさぬように、当面の間はマスクを「必ず」着けてご利用いただくルールにします。また緊急時以外の会話も自粛をお願いします。全員で協力してリスクを減らしましょう。ご協力をお願いします。
また民間の公共交通においても、市民の皆さんが同じように実践されることを期待します。
今日の政府や知事からの発表は市民の皆さんの努力の成果ですから嬉しい反面、ここで一気に緩んでしまえば感染の第二波や三波が来る時期が早まってしまいます。まさにこれまでの努力が水の泡です。総理の先程の会見でも、段階的に戻していくことが大切と話されていました。
福岡市としてもそこをサポートするための策を考えました。
福岡市としては休業要請や時短要請に応じていただいた店舗などに対して家賃の8割支援を打ち出していますが、明日から急に解除と言われても実際には再開の準備や、お客さんが戻るまでに時間が掛かるでしょうし、もうしばらく自粛するという店舗もあるでしょう。ですから家賃支援の対象期間は今日まででなく、月末までということにします。
認可保育園や認可外保育施設、幼稚園の預り保育についても、明日から解除と言われても、月末までのつもりで仕事の調整をされている方も多いと思いますので、育児休業の復職期限は7月1日のままで変更なく、保育料についてもこれまで同様、5月末まで休んでいただいた分の日割り減額を行います。
ショッピングモールなどに入っているテナントのうちアパレルや美容室などは、休業要請は出ていなくともモール自体が閉めていて営業ができず、制度の狭間にあって福岡市としても困っていたのですが、オープンとなれば休業等要請対象外施設として支援を申請できるようになりますので、どうぞご利用ください。
その他、支援制度については福岡市のホームページをご覧ください。
学校については、福岡県からは県立学校を参考に、18日以降分散登校を開始し25日以降順次全面開校に移行するよう判断して欲しいという要請が福岡市教育委員会にありました。学校ごとの個別計画はこれから子どもたちの安全を第一に考えて策定すると聞いています。
教育長には、オンラインと登校を組み合わせた授業のあり方や、基礎疾患があるなど健康に不安な子どもはオンライン授業で欠席扱いしないなど、新しいスタイルの教育の検討をお願いしています。今後のスケジュールなどについては教育委員会から発表があると思います。
いずれにせよ、自粛が解除されたからといって、何も無かった以前に戻るのではなく、常に感染症のリスクを低減することを念頭に置いた新しい日常に進まなければならないと思います。
まだ新型コロナウイルスのワクチンが出来ていないのですから、遅かれ早かれ第二波、第三波は避けられないでしょう。ただ、その波を極力小さくして、より早く落ち着かせるためにも、私たちひとりひとりがウイルスを想定した新しい生活様式を実践し、継続することが最も大切なことだと考えています。