園ブログ

2020.4.1

福岡市内で0歳児がコロナウイルスに感染?

コロナウイルス感染に関して、様々な情報が飛び交っています。

その中にはフェイクニュースも混ざっています。

正しいこと、そうでないこと、しっかり見極めて、ネット情報は特に鵜呑みにしないことも大切です。

ところが0歳児の感染ニュースは本当だったようです。

前回に引き続き、高島市長のフェースブックからシェアします。

~~~~~~~(ここから引用)

福岡市内で、昨日1歳未満の赤ちゃんの新型コロナウイルス感染が確認されました。20代の母親も感染していました。二人は先日陽性反応が出た60代の会社員男性の孫と娘で、濃厚接触者としてPCR検査をして感染が分かったものです。母親は無症状で、赤ちゃんは熱はあるものの、食欲はあり、症状は重くないとのこと。

60代で会社員をしている祖父が感染して娘と孫に移したのか、20代の母親が感染して父と娘に移し、父に症状が先に出たのか。確定的なことはわかりませんが、少なくとも赤ちゃんは感染源ではありません。
ここで私たちが強く自覚しなければならないのは、自分は体力もあって無症状でも、知らないうちに自分の大切な人を無自覚で感染させることがあるということです。
そう考えると、今、仕事や予定が空いたからといって、高齢者施設や障がい者施設を訪問したり、病院にお見舞いに行ったりすることは当面控えてください。どうしても行かなければならない場合には、感染症対策を万全してください。

実際に福岡市での感染者を年齢別に見れば、20代から50代が全体の7割です。
あなたのお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、子どもや孫、大切な人を守るためにも、今、3密(密閉、密集、密接)の場所へ行くのは絶対にやめましょう。

特に若い世代の意識は大きく変える必要があります。天神コアで行列が出来ている様子をテレビで観て不安になった方もいたと思います。日曜日と月曜日、福岡市からも様々な懸念をお伝えしましたが、やはり市民みんなで意識を変えていくことが必要です。

そして、福岡市の新型コロナウイルス感染者はどこで感染しているのか。感染経路が特定出来ていないものもたくさんありますが、福岡市での感染者の半数弱は、1、2週間以内に海外もしくは東京への滞在歴がありました。
さらにご承知の通り、関東圏、関西圏、そして海外でも今急激に感染者が増えています。

今は福岡市でもなんとか感染者増加を食い止めなければならない状況です。こうした状況を踏まえて、市民の皆さんへお願いです。
当面の間、不要不急の関東、関西、海外への行き来は自粛をお願いします。

福岡市役所でも、今の時期は例年、中央官庁への挨拶まわりなどで東京出張が多いのですが、当面の間、国内外に関わらず出張を原則無くすという通知を出しました。

これは北九州市や福岡県にもお伝えをして、ぜひ一緒に取り組みましょうとお願いしています。

また「友人がコロナウイルスに感染をして、心配なので来ました」と、直接クリニックに来た方がいらっしゃったそうです。
患者さんやスタッフを守るために、消毒や患者さんの導線など、普段から一生懸命考えて行動しているのに、この件でクリニックも、入居しているビルの導線も改めて全て消毒したそうです。それでなくとも大変な医療従事者にどれだけの労力を掛けることなのか。

改めてお願いですが、新型コロナウイルス感染が不安な方は直接病院へ行くのではなく、必ず電話で問い合わせをしてください。
(新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル 092-711-4126)

また、電話だけでなく、LINEさんと新たに「福岡ー新型コロナ対策パーソナルサポート」のアカウントを作りました。これは福岡県全体で取り組んだ方がいいので、福岡県と共同で開設することにしました。福岡市以外の方も、ぜひアカウントへの登録をお願いします。チャットボット機能で、あなた個人の状況に応じて、知りたいことには文字入力しなくても、どんどん答えが返ってくるようになっています。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/so…/kikaku/shisei/lineco.html

さらに通常の福岡市のLINE公式アカウントもさらに使いやすくリニューアルしました。明日からは新たに子育て情報もチャットボット形式で知りたいことに答えられるようになりますので、子ども連れで区役所などに行かれなくても、ご自宅から簡単に答えが分かります。

これからも続く新型コロナウイルスとの闘い。
その道程では意見や価値観の違いなど、市民の間でもぶつかることもあるかもしれません。
でもあくまでも敵はウイルスです。

市民と市民は気持ちを合わせて協力して、勝利の日まで共に頑張りましょう!

 

~~~~~~~(引用ここまで)

 

病院の医療従事者の方には心から感謝の意をお伝えしたいと思います。

一人一人が感染源にならないように、ここで踏ん張って迷惑をかけないように気を付けましょう。

これは保育施設の職員も同様です。

早く収束しますように・・・早く本当の春が来ますように