園ブログ

2020.3.16

福岡のコロナウイルス感染者は本当に2名?

みなさん、どんな毎日をお過ごしでしょうか。

平日は普通に仕事しながらも、ご家庭での休日の過ごし方は大きく変わってしまったのではないでしょうか。

どこにも出られなくて、子ども達もちょっと大変な状況ではと、お察しします。

2月末に色々なイベントや会合、集会等の人の集まりの自粛要請が出て、

まあ2週間くらいかな、3月の中頃にはもう大分収まっているのではないのかな、と心では思っていました。

ところが、今ごろWHOがパンデミックを宣言し、ヨーロッパの罹患者が増え続けている状況、海外から戻ってきた人からまた罹患者が増えているという・・・これは

3月はおろか4月の行事やイベントも先行き不透明になってきました。

 

そして、福岡のコロナウイルスの感染者は今どうなっているのか、

本当に2名で止まっているか、

巷では「検査していないだけで本当はもっといるのでは・・」

という懸念の声もありますよね。

それに対しての高島市長のコメントがFACEBOOKに載っていましたのでそのままシェアします。

ここから~~~~~

福岡市が陽性2件のままって本当?という声を聞きます。
新型コロナウイルスのPCR検査の実施数やその結果については福岡市のHPで毎日情報を更新していますが、検査数は増えていく一方、陽性反応の方は最初のご夫婦二人のままです。そうなると逆に、いやそんなはずはない、福岡市は隠しているのではないか!などの声をSNSなどで目にします。
確かにこれまで外国人観光客や国際会議を積極的に誘致するなど、福岡市は交流人口を増やすことに力を入れてきたので、ここ数年、特に福岡市内には国内外の人でいっぱいでしたよね。だからこそ、今のところ陽性が2件のままということに安心すると同時に意外な感覚の方もいらっしゃるのかもしれません。
そこで、担当部署に確認したことを、私なりに噛み砕いてQ&A形式で簡単に答えをシェアしますね。

Q:本当は陽性の人がいるけど、隠しているのでは?
A:福岡市は何も隠してませんよ。そんなことしたら今の時代すぐ分かりますし、嘘をついて隠すリスクの方が圧倒的に大きいことを考えれば、医療機関も行政も隠したりしませんw

Q:PCR検査を断って、陽性者を出さないようにしているのでは?
A :福岡市では、各病院が判断して保健所に相談いただいた場合は、海外への渡航歴などに関係なく、帰国者・接触者外来と保健所が相談、診察して、必要と判断されれば迅速にPCR検査を実施します。
3月9日時点での検査件数は113件で、陰性は111件で、陽性は2月に感染が確認されたご夫婦の2人(2件)のみです。

Q:北九州市のPCR検査数が福岡市より多いのは何故?福岡市は検査に消極的なの?
A:感染者が確認された場合、その濃厚接触者は必ずPCR検査を行います。福岡市の第1号の患者さんはすでに退職されており、濃厚接触者はご家族の2件だけでした。一方、北九州市の感染者は多くの方と濃厚接触されていたため、一度に非常に多くの濃厚接触者が検査を受けられました。他都市も同様ですが、陽性者の濃厚接触者の範囲でPCR検査の件数が大きく変わるのです。

Q:保険適用で民間医療機関でもPCR検査ができるようになったと聞いたけど、普通に病院に行ったらPCR検査してもらえるの?
A:福岡県では民間の検査体制が整っていないため、保険診療は現在まだ出来ないそうです。

Q:咳が出るので自分も一応PCR検査を受けたい。
A:咳や熱にもいろいろな原因があります。医師が新型コロナウイルスの疑いと判断した場合は、渡航歴など関係なくPCR検査を受けていただきます。行政から病院に検査数を少なくして欲しいというような依頼をすることもありません。ただし個人の希望で「PCR検査を受けた方が安心する」というような理由では受けられません。

Q:陽性になった二人はどういう状況?
A:ご夫婦のうち、男性は入院継続中ですが、奥様は症状が改善して、2回のPCR検査でも陰性となり、3月6日に退院されています。退院した後も可能な限り自宅で過ごしていただき、健康観察も継続しています。

Q:クルーズ船は今は来てないの?
A:乗客が乗船した状態で博多港に寄港したのは1月27日が最後です。
その後2月2日に乗客なしで寄港しましたが、それ以降、クルーズ船の博多港への寄港はありません。クルーズ船社にはすでに博多港への寄港の自粛要請をしています。当面、寄港の予定はありません。

 

ということです。

市長のFACEBOOKをこれからも時々のぞいて見ようと思いました。

 

今が我慢の時。

もうしばらく頑張りましょう!